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パンダの柄の懐中時計(手巻きのゼンマイ式・両面スケルトン)

 私の今の仕事はピッキング。犯罪の方じゃないよ,倉庫から現場へ部品を運ぶ力仕事。コンテナ(大・中・小)を台車に乗せて1日に3万歩,行ったり来たり。滑り止めの付いた軍手を両手にはめるため,腕時計は使えない。だから,懐中時計を作業着のポケットに入れている。しかし困ったことに,コンテナや部品がぶつかって,よく壊れるのだな。スイッチが押されてしまい,デジタル時計の時刻が狂うことなどしょっちゅうだった。

 先日(といっても昨年2016-07-31),ブックオフの時計コーナーに,パンダ柄の蓋付きスケルトン懐中時計を800円で売っているのを見つけた。手持ちポイント53点を使い,747円で入手。手巻きのゼンマイ式で,両面スケルトンでテンプの振動やゼンマイの巻き具合が見える。私は太っちょで吊りズボンにしてるので,ベルト穴に差すことはできない。だからカーテンクリップを取り付けて,ポケットの縁に取り付けることにした。チェーンが取り外せないようになっているのが(好みのチェーンに変えられないのが),使いづらい。それとハート型の飾りも邪魔。これはセロハンテープでぐるぐる巻いて(見栄えは悪いが),ぶつかっても痛くないようにした。

 精度は割と良かったが,長針に歪みがあったり,使用中に透明の蓋(ガラスでなくプラスチックだった)がはずれたりとか。それでもだましだまし使っていたが,2017年1月に,手巻き部分がきつくなって,冬荒れした人差し指でリューズを回すのがつらくなってきて,使うのをとうとうあきらめた。やっぱり玩具なんだなぁ。子供向けのお土産ではあるのだろうが。蓋の裏に,「HERO PEN FACTORY」「英雄〜(中国の漢字で読めない)」とか書かれていた。本物かどうかはわからない。

 手巻きのゼンマイ式は,なんというか,いとおしい気がする。数分の時刻のずれもご愛敬。毎日世話をしてやらなくちゃ,という気分か。耳に当てて,カチコチいう音も,生きているといった感じがする。別に心拍の音に近い訳じゃないのだけれど。スケルトンでテンプが揺れる動きをぼぉ〜と眺めるのも好きだ。振り子というにはずっと速い動きではあるのだけれど。

 でも,壊れてしまっては仕方ない。以前使っていたクオーツ式の懐中時計を復活。長押しで,ELバックライトが付くはずなんだけど,やっぱりぶつかって壊れてしまっている。だから高級な時計は要らない。でも,すぐ壊れるのは困るし,ぶつかって時刻が変わってしまったりも嫌だ。デジタル式ストップウォッチの類を使っていた時期もかなりあったものだが,時刻ボタンがいつの間にか押されていて時刻狂ったりリセットされてしまったりして困ったものだ。非常用には胸ポケットに入れてるスマートフォンを使う。油付きの部品を扱うこともあるので(だから軍手),あまりスマホには触れたくない,というのはある。それに懐中時計よりは取り出しにくいし,しまうのも少し手間がかかる。落下防止にネックストラップと,クッション材(衝撃保護)のスマホケースを使っているからね。

2017-03-07 懶道人(monogusadoujin)