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きな子

百瀬しのぶの『きな子』を読んだよ

サブタイトルは〜見習い警察犬の物語〜だ。

「警察犬には警察が所有する直轄犬と、

 民間の訓練士が育てる嘱託犬がいる。

 毎年、警察が犬の審査会を実施し、

 それに合格した犬が嘱託犬として登される」

というシステムになっている。

実際に香川県警で嘱託犬になった

「きな子」をモデルとした物語だ。

きな子はラブラドール・リトリーバーで、

名前の由来は黄粉色だからとのこと。

俺もテレビのニュースできな子のことは知っていたが、

地元のテレビ局が「ズッコケ見習い警察犬きな子の密着レポート」

というシリーズの放映が有名になるキッカケだったらしい。

どこまでがノンフィクションなのかが定かではないが、

この作品ではきな子のパートナーになるのは

伝説の訓練士の娘の杏子で、あだ名は「あん子」だ。

その伝説の男から病床で杏子のことを託された番場は

「しごいてしごいて、しごきまくって、ほんで……

 望月さんみたいな訓練士に育てあげますけん」

と約束する。

番場の娘の新奈が

「ちょっとこま顔見してつか言うとんに、

じょんならんやっちゃのぉ。おどれ、きな子のに

なんや意地悪したらおがっしゃげんでえ!」

とバリバリの讃岐弁をぶつけるとあるが、

これは西讃の言葉で、正当な讃岐弁とはちょっと違う。

残念ながら、後半の1/3くらいは完全なフィクションで、

面白くなくなってしまった。

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